やりたかったんですよ!

おおの履物店

2021年08月20日 19:27

最近
調理定年気味な下駄やのおばさん。
ヘップで行けるお食事処での話。


「浄瑠璃三味線やってたんですよ!」

「本当は津軽三味線やりたかったんです。」と
おっしょさんに言ったら
超不機嫌になられた。と

「その様な話はよく聞きます。」と。

三味線の先生に
「津軽三味線やりたい!」と言うと
何か上手く中竿三味線(民謡)とか
細竿三味線に導かれると。

かなり、強い意志を持ってないと
「津軽三味線できないと!」


浄瑠璃三味線と津軽三味線は同じ太棹だから
(太鼓の接続部分のあたりの棹の形がチョット違いますが・・)
一度やって下さい。




「でも、浄瑠璃三味線は難しいでしょう???」
「津軽三味線は楽譜も優しいし・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」

っていっぱいしゃべらせてもらいました。


「そもそも津軽三味線の歴史は
他の三味線の仲間にも入れてもらえず
卑下されてきた楽器なんですよ!」

盲目の男子が生きていく糧に
門付け(家の前で唄ったり弾いたりして・・お米等もらう)の楽器で
人より上手く
大きな音で弾かないと
気付いてさえもらえない。


だから、魂に響く音なんでしょうね。



お待ちしております。
津軽三味線一度弾きに来てください。










♪~ベンベン~♪






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